相手の気持ちを引き出す方法、相手に自分の想いを伝える方法
こんにちは。心理カウンセラー、クリスタルボウル奏者の大内です。
高田馬場駅前サロンを運営、14年目となります。
現代っ子、いまの若者は承認欲求が強いといいます。
お金がほしい、車がほしい、家がほしい。。というより人から必要とされ、認められ、信頼を得られたほうがよい、満たされるという考え方です。
高度成長期には物がなかったので物欲に溢れていた時代ですが、現代では物や情報に溢れていて、物に対する欲求はなくなり所有よりもシェアを優先するようになっています。
また、意識はどんどん高度化しつつあり悟り世代とも呼ばれていますね。
話したいことがあるなら言ってみなさいと言う人がいますが 人は話したいと思ったら話したい相手に自然と話しているはず 人が話したいと想うとき、そこには相手への安心感、信頼感がある
相手の気持ちを引き出すコツ:表面上の言葉と心のなかの真意には違いがあると知る
承認欲求の特徴としての人に認められたい、期待にこたえたいという想いがある人は対人関係で悩む傾向にもあります。いわゆる承認欲求も欲求の1つなので、満たされないと精神的ストレスを抱えることになります。
また、常に人から認められているかどうかを気にしたり日常をすごすことは、将来にたいする不安感や恐れを助長することにもなります。
心理カウンセリングの現場では親子関係であれば、それぞれがそれぞれの気持ちが分からないという悩みはとても多くあります。
それは子供側が望んでいるものと、親が望んでいるもののギャップが生じていることに由来しています。
人が望むものはそれぞれ違いがあるのが自然で、相手が何を望んでいるのかを理解しないと人間関係で不都合な状態を産みやすくなります。
相手に自分の想いを伝える方法:自分の感情のまま話さない
ただ、相手が何を望んでいるのかは分からないというのが普通であって、知る意識、努力をしなければ簡単には理解されることはありません。
人の言葉は真意でないことが多く、普段から表面上の言葉に惑わされることなくその奥にある真意をよむように注意を払いましょう。
承認欲求の強い子供を持った親であれば、やはり必要なのは子供を認めてあげることです。自分は認めているつもりであっても、子供側にそれが伝わらっていなければそれは認めてあげていることにはなりません。
子供が親の思い通りにいかなかったときなどに「どれだけあなたのことを想っていると思っているの?」と喧嘩になることもあると思いますが、これは子供にとって大きな負荷をかける言葉でしかありません。
皆それぞれが自分や相手に望み、期待していることは存在していますが、それが一致しているとは限らず、相手に自分の気持ちが伝わっていないと感じた時は先に自分の気持ちや要望をぶつけるのではなく、まず先に相手が何を望んでいるのか聞く意識、努力を怠らないようにしましょう。
真っ先に自分の感情のままに自分の考え、ニーズを押し付けることのないように注意しましょう。
相手の気持ちを引き出す方法:自分が話すより相手の話を聞くのが先
人が自分の主張を伝えたいと思った時は自分が一方的に話す前にまず相手に話させるということが必要です。人は話しているうちに、この人は分かってくれる信頼できると思えば自然と、自分のニーズや求めているものを勝手に話すものです。
何でどうして?と聞くことも大切ですが、それ以上に相手方にこの人は分かってくれているという信頼感を持ってもらうことは人から本音を聞き出す重要な要素の1つなのです。
つい、「相手があなただけに話しちゃうのよね」、「あなただから話すけど。。」そんなふうに言われる機会が多い人は相手の真意を上手に引き出している証拠です。心を引き出す心理カウンセラーにもむいているかもしれません。
また、自分の思い込みで相手の気持ちを自分の主観で決めつけてしまわないように注意することも大切です。
「だからあなたはだめなんだよ」「人の気持ちを考えないとだめだよ」そんな言葉が多い人も自分の考えで相手をコントロールしようとしている人で相手の心や気持ちを全く考えていない人といえるので気をつけましょう。
ようはこの言葉のなかにだめという言葉が含まれているのですが、だめという言葉は相手との関係を遮断してしまう恐ろしい猛毒のようなメッセージです。
あなたはだめという言葉は相手を否定する言葉なので相手があなたがいくら熱心に話したとしても伝わることはありません。
なんでだめと思っているのか?それは理由があるのだと思います。相手に気をつけてほしいとか、相手を想っての言葉だったりしますよね。
相手に自分の想いを伝える方法:感情からの言葉ではなく心のなかの真意を伝えること
もし相手を想うのであれば、自分の感情のままストレートに言葉を伝えるのではなくて、自分の中の真意を伝えるようにしましょう。
相手を守りたい、相手を愛しているということなど。。真意をまず相手に伝えるようにしましょう。
伝える方法は決して言葉だけではないので、その時々で適切な方法で相手に伝わるように気を配ることが大切です。
気を遣って相手を傷つけないようにとか、どうせ怒られるから分かってもらえないからという気持ちで話すことってストレスですし疲れますよね。
相手がこの人なら話してもいい、真意を分かちあえるかもしれないという気持ちがうまれると、お互いが本当に伝えたい気持ちどうしで相手と繋がることができるのです。
それでは、今日はこのへんで。 最後までお読みいただきありがとうございました。
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